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前立腺肥大症の治療 保存療法

前立腺肥大症の治療法には、薬物療法・手術療法の他に保存療法があります。

□高温度治療 (高周波による)
 尿道または直腸に挿入した器具から高周波を出し、電子レンジのように前立腺を50-70度に1時間位 熱して治療する。1-2ヵ月後に前立腺が縮小し、症状が軽減します。1回25万円ですが、保険適応があります。いまりクリニックでは施行時に痛くないように仙骨麻酔を行っています。入院でも外来でも可能です。 高周波を出す細い管を尿道から膀胱内まで挿入する時が痛いので、人によっては麻酔を使用します。
自覚症状の改善、特に頻尿・夜間頻尿には効果的なようです。

□尿道カテーテル(バルーンカテーテル)
 前立腺肥大症が進行して膀胱の出口が塞がれ、いよいよ尿がでなくなった場合、狭くなった尿道を通 して膀胱の中に管(カテーテル)を挿入し、尿を出すことです。尿道カテーテルは2-4週間で交換します。カテーテルをしたまま風呂に入ることもでき、普通 とあまり変わらない生活を送れます。 しかし、長期間の留置は結石形成しやすくなり、膀胱炎を生じることになります。

□レーザー治療 (レーザー手術という場合もあります)
尿道内に挿入した内視鏡カメラからレーザー光線を前立腺に照射して前立腺を焼き、蒸散させて肥大症を縮小させるものです。手術とことなり出血がほとんどなく、短時間ですみますが、痛みがありますので、麻酔が必要です。レーザー光線を導く光ファイバーに数種類ありますが、効果 は同様です。手術より手軽で、効果は手術と同等かそれ以下ですが、手術が受けられないような人(重い心臓病・肺機能低下・出血しやすい人など)にも可能です。

□超音波治療
超音波を前立腺に当てて前立腺の内部を高温度化して肥大症を治療するものです。 

□尿道ステント
前立腺部の尿道に2-6cmの短い管を挿入し、狭くなった尿道を広げて排尿を改善するものです。数種類のステントがあります。尿道カテーテルのように体の外に出ていません。

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